2014年 04月 10日
枠材(杉)野崎銘木店
家の中には、何気なく、当たり前に付いている木枠たち。
建具が稼働するために必要な、『敷居』や『鴨居』
床と壁、壁と天井の見切りにある、『巾木』や『廻縁』
大工さんが間仕切りや造作の工事を行うのに、大変重要な化粧枠材。
エヌテックでは、杉材を主に使用し、お住まいの空間を
たくさんの協力業者と造っていきます。
この度は、エヌテックの住まいの枠材の紹介です。
先日、ある新築現場の加工材を受け取りに行きました。
工場の前では、従業員の方々が製材してきた原木の皮剥がしを行っていました。
工場では、水圧で皮を剥いだりするのですが
こちらでは全て手作業。
まさに『剥がして帰りなさい』と言わんばかりの、タイミングです。
1本だけお手伝いをさせて頂きました。
この作業は、乾燥させる前に必要で、皮を残したままだと虫が湧いてしますのです。
だから、皮の剥がし忘れは大変な事なんです!
お手伝いした1本も剥ぎ終わったと思いきや、
皮がまだ残っているじゃないかと、注意されてしまいました…。
会長のお父様が続きを仕上げてくれましたが、
お手伝いになったのかどうか…。
しかし、木材を使う以上、とても必要な経験でした。
現場で工事をされる方々が、目立つのは当然ですが
裏方の協力業者様も、エヌテックの住まいづくりに共感し、携わってくれています。
この木材が使用されるのは、1年後ですかね…。
担当:佛崎