2014年 11月 03日
『CCS』について調べてみました。
こんばんは、市川です。
今日は随分冷え込んでいますね。私は一日中事務所にいることが多く
今日は郵便物が来ているかチェックしにお昼に外に出たきりですが
お昼だというのに風がとても冷たくて驚きました。。
気づけば今年も残り2ヶ月となり(月日の流れの速さに驚きを隠せません。。。)、
寒くなる一方で、これからいよいよ冬本番という感じですね。
通勤中にマスク姿の人を見かけることが多くなってきました。
皆様も体調には十分お気をつけください。。。
今日は新聞で読んだ記事の中に『CCS』という気になるワードがあったので
調べてみました。
『CCS』とはCarbon dioxide Capture and Storageの略で
二酸化炭素(CO2)の回収、貯留を意味しています。
CCSは、工場や発電所などから発生するCO2を大気放散する前に回収し、
地中貯留に適した地層まで運び、長期間にわたり安定的に貯留する技術のことだそうで
CO2の早期大規模削減が期待できる地球温暖化対策の切り札だそうです。
すでにスウェーデンやカナダなどでその取り組みは始まっていて
多いところで年間100万トンのCO2を貯留しています。
新聞の記事でもCCSに早く取りかかることが重要であると書かれていました。
記事の中で「対策が経済に与えるマイナスの影響はごくわずかで
対策が遅れるほど後で高いコストがかかるという」とあり
それならば早く取り掛かれば良いのに、、、と思いましたが
ごくわずかと言いつつもやはりその金額は庶民の私からすれば
膨大な金額でしょうし、またCO2を圧入する場所にもいくつかの条件があり
「環境にいいことだからすぐにやろう!」というわけにはいかないのでしょう。。
現在日本では北海道・苫小牧でCCSの実証試験を行っているようです。
ちなみに今までの貯留層賦存量調査では日本におけるCO2貯留可能量は
約1,400億トンであると言われています。
1,400億トンは日本の年間CO2排出量の約100年分に相当するそうで
この取り組みが実証試験だけにとどまらず本格的な事業へと実現していけば
かなりの温室効果ガス削減につながることは間違いありません。。。
長々と書いてしまいましたが、まだ仕組み等理解できていない部分もありますので
今後もこの取り組みに注目しつつ勉強していきたいと思います。