2015年 07月 27日
引き戸を採用することで得られるメリット。
今回は以前書いた「必要な場所に必要な量の収納を設けること」に引き続き、
エヌテックの家づくりの中での「いいな・よく考えられているな」と思ったことを紹介します。
今回は「引き戸」についてです。
エヌテックでは、基本的に建具には「引き戸」を採用しています。
間取りの都合上、片開きのドアを採用することもありますが基本的には建具は全て「引き戸」です。
完成見学会等で「全部引き戸なのはすごいですね。いいですね。」とおっしゃるお客様が多いです。
建具が全て引き戸であることは結構重要なポイントなんだな、と感じました。
また、引き戸は引き戸でも「吊戸(上枠(鴨居)から戸をつり下げ、横に引いて開閉する形式の戸)」です。
吊戸にすることによって、たくさんのメリットがあります。
吊戸は下枠(敷居)のレールを省略することができるため、部屋が一体的でフラットな空間になります。
レールがないので、「レールに細かいゴミやホコリがたまって掃除が面倒。」ということもなく、
フラットなので掃除機もスイスイかけることができます。
これならかなりずぼらな私でも面倒臭がることなく楽しく楽にお掃除ができそうです。
レール分の僅かな段差もありませんので、バリアフリーという面から見ても
「レールがない(部屋ごとの段差がなくフラットである)」ことは重要なポイントではないでしょうか?
また、戸を吊り下げているため戸の重量が軽く、開閉を楽にスムーズに行うことができます。
戸を横に引くだけなので、ご高齢の方や車椅子を使っていらっしゃる方もストレスを感じることなく使用していただけます。
学生の頃、車椅子体験をした際に開き戸は扉を開きつつ、車椅子の移動も行わなくてはならないので
大変苦労した記憶があります。家の中での建具は生活をするうえでの重要なポイントであると思います。
エヌテック事務所横のGallery「檪」のトイレの建具も引き戸を採用しています。
「ストレスがなく、楽に使える」こともエヌテックが提案する「快適」のひとつです。
これからもエヌテックの「快適」に関する工夫や考え方について紹介していきます。
追記:高校野球が大好きな私にとって、待ちに待った季節が今年もついにやってきます。
昨日、広島県代表が決まりました。新庄高校野球部の皆さん、おめでとうございます!
今年の甲子園抽選会は8月3日(月)、開会式は8月6日(木)の予定です。
今年で全国高校野球選手権大会はなんと100周年!
少し気が早いですが、すでにワクワクしています。今年も暑い夏になりそうな予感です!
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