2017年 02月 11日
木造建築万歳
日本の木造建築には様々な魅力がありますが、その一つに「継手(つぎて)」があります。
以前、エヌテックブログでも「河合継手」という技をご紹介しました。
継手(材を長手方向に継ぐ接合)にも仕口(材を交差するように取り付ける接合)にもなる究極の加工です。
今日は、岡山県西粟倉村より「木工房ようび」の山口さんがご来社され、様々な意見交換を行いました。
そして、ようびさんが現在取り組まれている「ツギテプロジェクト」をご紹介していただき、早速私もツギテクラブに入会しました!
ツギテプロジェクトとは、地域の間伐材であるスギを使って、滋賀県立大学の陶器浩一教授が考案した「三方格子」という木組みを使った大規模木造建築の実現プロジェクトです。
先程の写真に載っていますが、同様に加工された3本の木を立体的に組み合わせることで、三方格子は形成されます。
実際は、90mmの角材を使って建築して、ようびさんの事務所・工房・ギャラリーと地域に開かれた場所として活用される建物のようで、2018年2月を完成目標として動いています。
ツギテプロジェクトを応援するために無料会員のツギテクラブもつくったそうですので、この取組みにご興味のある方はぜひこちらのHPより応援メッセージを宜しくお願い致します!
木工房ようびのある西粟倉村は復興した限界集落として様々なメディアでも取り上げられています。
雪解けの頃には一度お伺いしてみようかと思います。
エヌテックのホームページはこちらからどうぞ。エヌテックは広島で唯一の重量木骨の家 木の家プレミアムパートナーです。
エヌテックは「耐震住宅100%実行委員会:日本の家を100%耐震に。」に参加しています。