2017年 07月 17日
光冷暖の集まりに参加してきました
先週は福岡に出張してまいりました。
目的は、「光冷暖の今後の展開」を探るためです。
光冷暖は放射によって、人の体感温度をコントロールする冷暖房システムですが、この仕組みを思いついたのが、アニーグループの二枝(ふたえだ)社長です。
アニーグループと二枝社長のこれまでの歩みはこちらのインタビュー(私の哲学というサイトにリンクします)をぜひご一読下さい。
光冷暖の今後としては、様々な研究機関との共同研究によって多様な展開を見せてくるようです。
農業分野での活用は、これまでの暖房費の大幅削減や収穫量アップにつながる様相を見せ、
建築分野でも冷暖房の革命としてこれまでのエアコンに取って代わる可能性を秘めているのではと言う意見まで出ています。
また、光冷暖で快適になった部屋に宿泊できるような光冷暖ホテルも始まり、安眠できる光冷暖寝具も登場します。
今回の出張では、様々な分野の発表を聞くことができました。
東京大学の馬郡先生と森下先生は、「これからの放射冷暖システム」について、
京都の寝具メーカーIWATAの岩田社長は、「質の良い睡眠」について、、
村田製作所の初代様は「次世代エネルギーコントロールシステム」について、
日建設計の佐々木様は「放射空調の可能性」について、
隈研吾事務所の代表の横尾様は「隈事務所が手がけた環境共生の建築」について、
福岡女子大学の森田先生は「快適な目覚めのための照明」について、
慶應義塾大学の小林先生は「これからのエコハウス」について、
と、名立たる企業や大学の方々が光冷暖に注目をしていることが改めて認識できました。
二日目は午前中に光冷暖のモデルルームを見学。
これから発表予定の新型暖房専用パネルを見ることができ、スタッフの方と様々な話をすることができました。
私が今思う光冷暖の理想的な使い方としては、1階に暖房専用パネルだけを置き、冬はそれだけで家中の暖房をまかない、夏は2階の光冷暖パネルだけで家中の冷房をまかなうという形です。
できるだけ省エネで、家中が心地良い環境を実現するためには、設計的なプランの配慮や適切なパネル配置が必要だと感じ、出張から戻ってきました。
弊社の事務所の横では、今日も光冷暖が絶賛稼働中ですので、ご興味がおありの方はぜひお気軽にご体感にお越し下さい!
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