カテゴリ:我が家のこだわり( 4 )

家の顔を考える

第3,047回エヌテックブログ担当 設計の谷口です。

我が家のこだわりシリーズ、今回は建物のファサード(正面)についてです。

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我が家は東側にある細い道路に面して建っています。

その道路側のデザインをどうするか、模型で検討したりといろいろ悩みました。

東側には1階がリビング、2階は寝室があります。

窓をたくさん取れば朝日がよく入る場所となることは想像できます。

ただ、道路を通る人からの目線も気になります。

そこで、1階の窓は大きく取りながらも、床から少し上げて座れるような形としました。

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1階はすんなりと窓のデザインも決まったのですが、悩んだのは2階です。

ベットの配置は、プラン上、頭が道路側に向くようにしたいと決めていたので、窓をどこにどれくらい配置するか、はたまた配置しないか、これが悩みどころでした。

結果、このようになりました。

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まず、ヘッドボードの後ろには壁をしっかりとつくります。

もし、頭のすぐ上に窓があったら、きっと落ち着かない環境になるのではと考えました。

そして、縦長の窓をベッドの脇に配置することにしました。

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大きさはこんな感じです。

この窓からブラインドを通して朝日が柔らかく差し込むので、とても快適な朝を毎日過ごしています。

また、我が家の南側には主屋があるために、南に面した窓をほとんど取ることができませんでした。

ただ寝室には唯一南向きの窓があり、そこから借景として主屋の庭を眺める配置としました。

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2階は小屋組みのトラスが見えるようにしたので、寝室は間接照明で計画して、夜は天井を眺めながら眠りにつくのも一興です。

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建物のファサードをどうやって考えていくかは、外からの見た目を意識しながら、中での生活とのバランスも考慮する作業の繰り返しです。

様々な諸条件を整えながら設計する醍醐味がそこにはあります。


~おまけ~

2階の外壁はご覧いただいたように真っ白な壁がどっしりとあります。

壁の面積が広いほど左官屋泣かせのデザインではありますが、その壁を利用してカープが日本シリーズを戦っている期間は鯉のぼりをぶら下げました。

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残念ながら日本一とはなりませんでしたが、すでに秋季練習に入っている若鯉達が来年こそやってくれるはずです。

ファン倶楽部の継続手続きも完了したので、来年は球場でたくさん応援したいと思います!












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by ntecj | 2016-11-12 18:02 | 我が家のこだわり | Comments(0)

第3,019回エヌテックブログ担当 設計の谷口です。

もうすっかり秋ですね。私も行き帰りの自転車通勤の際には、手袋とウインドブレーカーが必須となりました。
気候の変化で体調を崩さないよう注意したいと思います。

さて、我が家の紹介第3回目は、造作キッチンについてです。

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写真の左側はシンクとIHヒーターのあるI型キッチンで3m15cmあります。
右側は収納で3m78cmあります。

写真手前に前回ご紹介したダイニングテーブルが少し写っていますね。
この写真でご説明すると、手前側がダイニングで、キッチンの奥側(イージーチェアが写っている場所)がリビングとなっています。
なぜこのような配置になっているかは、今後予定しているプランニング説明の回に詳しくお伝え致しますのでお楽しみに。

エヌテックでは、よく造作キッチンをご提案致します。

お客様によっては、「造作って高いんじゃないんですか?」とご質問いただくこともありますが、私は「どんなメーカーキッチンと比較するか、またどんな設えにするかでその答えは様々です。」とご説明します。

私が思う造作キッチンの特徴は、きめ細かいご要望に対応できる点、住宅のインテリアとのバランスも考えながら美しく計画できる点だと思います。

キッチンでの作業が少しでも楽しくなるよう、使い勝手やデザインを考えることはとても重要です。

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壁に面したI型キッチン。天板はステンレスのバイブレーション仕上げで傷が目立ちにくいのが特徴です。
冷蔵庫横からシンク、調理スペース、IHヒーターとすることでスムーズに調理が行えます。
壁には深緑色のタイルを貼って、調理中のテンションが上がればと思っています。
シンクの下はゴミ箱スペースにしているので、後片付けもらくちんです。
扉の面材はカバ桜の突き板を使い、リンナイの食洗機にも同じ面材を貼りデザインを統一しています。

この蔵のリノベーションをする際、隣の母屋は既にオール電化住宅になっていたので、我が家のコンロはIHヒーターです。
コンロで悩んだのは、日本の家庭のコンロには一般的なグリルを有りにするか無しにするかです。
今回は思い切ってグリル無しとし、その分グリルスペースも引き出し収納としました。

IHヒーターを使って感じることは、とにかく掃除がものすごく楽ということです。
AEGというメーカーのIHヒーターなのですが、3口コンロの配置も日本製のメーカーのものと少し違っているのですが、逆に使いやすくよく考えているなぁと感心しました。
詳しい説明をお聞きになりたい方は、ぜひ我が家にお越し下さい!

そしてIHヒーターに向かって左側(写真では一番手前側)の天板に、約50cmの空きスペースを計画しました。
この空きスペースの使い方は、調理中に鍋や皿を置いたり、盛り付けが完了した皿を並べたり、ダイニングで食べ終わったものをちょっと置いたりと便利です。
ある時はピザの生地を伸ばし盛り付けをするスペースにもなりました。

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I型キッチンの後ろは、収納スペースとしました。新しく買った電子レンジも載るよう、天板の奥行きは60cm。
こちら側の天板はナラの無垢板を使っています。汚れ防止のため、天板にはオスモカラーのウッドワックスを塗装しました。

吊戸棚と一番奥のガラス扉の収納は奥行き40cm。
扉の収納の場合は、奥行きが深いと使いにくいので40cmとし、天板下の引き出し収納は一番奥でも引き出せば有効的に使えるので60cmになっています。

キッチン側と合わせてこれだけの収納量があり、まだ空きスペースもあるので家族の成長に合わせて使いこんでいこうと思っています。

見せる収納とするか、隠す収納とするか、よくお客様と話題になります。
それぞれのお客様のご要望を踏まえつつ、使い勝手も考えながらデザインしていくその過程も、注文住宅の家づくりの醍醐味だと私は思います。

どんなキッチンが自分や家族にとって相応しいのか?

ぜひご一緒に考えながら、世界に一つだけで最高なオリジナルキッチンを実現させてください!


キッチン製作:野地木工
食洗機:リンナイ フロントオープンタイプ
IHヒーター:AEG AHI735CA
キッチン水栓:GROHE ミンタ
タイル:名古屋モザイク ひだS(HSN-1202S)
レンジフード:富士工業(アリアフィーナ) フェデリカ 







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by ntecj | 2016-10-15 10:49 | 我が家のこだわり | Comments(0)

古いものを新しく

第3,014回エヌテックブログ担当 設計の谷口です。

3連休の最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今朝の広島市内は16℃と、だいぶ朝の冷え込みを感じられるようになりました。
秋の訪れですね。
広島県民にとっては、いよいよ「カープの秋」といったところでしょうか。

さて、我が家のご紹介第2回目は、建物のリノベーションと共に行った家具のリペアについてです。

改修後の新しい生活ではどんな家具を準備しようかなぁと、私もいろいろと悩みました。
ソファやサイドボードなど、新しく購入したものもありますが、ダイニングテーブルと椅子はこれまで使っていたものを継続して使おうと決心しました。
というのも、使っていたテーブルと椅子は、妻の両親が結婚した時に購入したものだったからです。

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この写真は、改修後の現在の様子です。
実は、椅子の座面を貼り替え、木部は再塗装。
テーブルも天板の表面だけ交換しています。

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リペア前の椅子です。
一度貼り替えたという座面も、シミや汚れも付いていたので、もう一度貼り替えることにしました。
悩んだのは、色選び。
最終的には、「赤」と「紫」の広島カラーとなりました。(カープ&サンフレッチェです。)

テーブルの天板は表面だけ交換と書きましたが、実はホームセンターで買った木目のカッティングシートを貼っただけです。
本物の質感は当然ありませんが、これから子どもと一緒に使うことを思うと、最低限の予算でリペアをしました。

テーブルや椅子をリペアしようと決意した理由はもうひとつあります。

この家具が「鳥取家具工業」製だったからです。
鳥取家具工業はもうすでに存在しない会社ですが、戦後ブラウン管テレビが普及した時に、テレビが組み込まれた家具を発売して業績も延びたそうです。
(「日本の曲木家具~その誕生から発展の系譜~」より)

現在は秋田木工だけが国内唯一の曲木メーカーとして存在していますが、鳥取家具工業も日本の曲木家具産業の発展に大きく貢献した会社のようです。

古い家具でしたが、調べてみるといろいろなことがわかり、これはしっかりと使い続けていかなければと決心したわけです。

建物についてもこれと似たような想いを持ってリノベーションを行いました。

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これは、リノベーション前(解体工事直前)の最初の写真と同じ場所です。
梁は一部だけしか見えておらず、天井はクロス貼りで、昔の天井板は隠してある状態でした。
リノベーションでは、天井を取り、木部洗いを行うことで、古い家具とも調和した雰囲気の空間にしようと思いました。

捨てるのは簡単なことですが、一度立ち止まって熟考して、もう一度新しい命を吹き込むことで、また新たな価値を与えること出来ると実感した工事となりました。



実は先日、エヌテックOBのお客様より、実家にある木の板でテーブルを作りたいとご相談をいただきました。

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玄関の間の正面にある立派な板を、家具屋さんと相談してテーブルに作り替えました。

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家族でテーブルを囲んで、「この板は実家の~」なんて会話を想像します。


エヌテックではリフォーム・リノベーションだけでなく、このように家具の修理やご依頼も承っていますので、どうぞお気軽にご相談下さい。



椅子(スポークチェア):鳥取家具工業
テーブル(エクステンション式):鳥取家具工業
照明(ペンダントライト):ルイスポールセン トルボー220
壁掛け時計:木工百科ぶんぶく堂
貼り替え・家具製作:野地木工





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by ntecj | 2016-10-10 13:00 | 我が家のこだわり | Comments(0)

快適な手洗い

第3,005回エヌテックブログ担当 設計の谷口です。

自宅のリノベーションをし、暮らし始めて早9ヶ月が過ぎました。

私事ですが、5月には待望の第一子も誕生し、毎日穏やかに時に賑やかに過ごしています。

先週の日曜日には、2回目となる自邸の見学会を開催し、たくさんの方にお越しいただきました。

これからはこのブログの中でも、少しずつではありますが我が家をご紹介しながら、皆様の家づくりのヒントになるような情報をお伝えしていきたいと思います。

1回目は、「快適な手洗い」についてです。

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この写真は、1階のトイレの中にある手洗いです。

我が家の洗面所・洗濯機置き場は2階にあるので、帰ってきて手を洗うのはこの1階の手洗いで行います。

そこで、トイレの中ではありますが、少し大きめにサイズを計画しました。

天板に無垢の木(ナラ)を使いたかったので、手洗い器は上からの半埋め込み式を選びました。

手洗い器を選ぶ際に、私が重要だと思っていることは水栓がちゃんと洗面器の上に載るようになっているかです。

水栓を操作する時、手洗い完了後は必ず濡れた手で操作します。

その時、必ずといって良い程、しずくが水栓の周りに垂れてしまいます。

もし、水栓が手洗い器の上ではなく、木の天板の上から立ち上がっていれば、木の天板が濡れてしまいます。

すぐに拭き取ればいいのでしょうが、結構面倒です。

よく居酒屋やレストランのトイレで、木の天板に陶器の鉢があり、おしゃれ水栓から水が流れるという仕様を見かけますが、往々にして手洗い水栓のまわりの木の天板がびしょ濡れという状況を見かけます。

我が家のように、陶器の手洗い器の上にしずくが落ちれば、そのままにしておいてもあまり気になりません。

手洗い器を選ぶ際は、水栓の位置もぜひ気にして下さい。

また、我が家の水栓のデザインですが、グースネックという水栓がカーブしたものを採用しました。

この理由は、バケツに水が溜められるようにしたかったからです。

おかげで、手を洗う時も吐水口から排水口まで空間があるので、楽に洗うこともできます。

以上のようなポイントも考えながら、快適な洗面空間を実現されることをおススメします。



洗面器:DURAVIT 037456
混合水栓:GROHE JP364200
タオル掛け:KAWAJUN SC-470-XK
化粧鏡:KAWAJUN KG-05-X1




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by ntecj | 2016-10-02 19:53 | 我が家のこだわり | Comments(0)