2011年 05月 07日
日本の芸術
こんにちは、谷口です。
最近ずっと鼻が詰まっていたので、耳鼻科で診察してきました。
原因は不明ですが、息苦しい日々から早く脱出できるよう治療薬をもらいました。
さて、私のゴールデンウィークですが、実家がある福岡に帰りゆっくりしていました。
そんな中、展覧会を2つ見てきましたので、今日はその報告ブログです。
ひとつは、福岡市博物館で開催中の「大北斎展」、
もうひとつは、福岡市美術館で開催中の「ハンブルク浮世絵コレクション展」です。
最初の計画では、一日で両方見る予定でしたが、先に足を運んだ大北斎展で
あまりの作品数と内容の濃さに、ぐったり疲れてしまいました。。
まさに、パンプレットの通り「GREAT」でした!!
作品解説の声は、なんでも鑑定団のナレーションでお馴染の銀河万丈さん。
解説の中で、当時日本からヨーロッパに焼物を輸出する際に
梱包のクッション材として使用した紙に北斎の挿絵などが混ざっており
その絵の素晴らしさに目を付けたヨーロッパ人が北斎や浮世絵に興味を持った
とありました。
一方、ハンブルク浮世絵コレクション展ですが、こちらも大満足の作品展示でした。
解説では、ハンブルク美術工芸博物館は約5000点もの浮世絵コレクションを持ち
その中の約200点を展示していますと話していました。。
時代を経て、現在の私たちが葛飾北斎や歌川広重や写楽の作品を鑑賞できることの豊かさを実感しました。
ただ、浮世絵などの日本の芸術が海外に流出して評価をうけ逆輸入している状況に少し情けなさも抱きました。
以前に、九州国立博物館でプライスコレクション展が開催され、伊藤若冲の作品がたくさん展示されました。
その時も、同じ感情を持ちましたが、考えようによっては、海外にこういう人達がいてくれたからこそ
戦火も免れ、今の時代に芸術を共有できているとも言えます。
北斎の当時の絵を見ていると、その表情の多様さに現在の日本のマンガ文化もオーバーラップしました。
そう前向きに考えることで、芸術を見る目もきっと楽しくなるはず。
ということで、これからもたくさんの展覧会を巡りたいと思います!
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