2015年 08月 29日
食卓の灯り
設計の仕事の一つとして、照明計画があります。
照明メーカーのカタログは、各社ともたいへん厚みがあるもので読み応え十分ですが、正直疲れます。。
毎年カタログが更新され、どんな新商品が出たかも気になりつつ、結局は定番の照明器具に落ち着く場合がほとんどだったりします。
昨日の飯田のブログでご案内したエヌテックの施工事例より、本日は食卓の照明についてご紹介致します。
東区のW様邸は、ルイスポールセンのトルボー155。
佐伯区のN様邸は、建築家 中村好文デザインのPERA(ペラ)。
廿日市市のN様邸は、兵庫の照明ショップ flame(フレーム)のbrass L natural。
食卓の照明のポイントは、灯りの色と器具の高さです。
灯りの色は、電球色(オレンジ色の灯り)にすることで、食卓に並んだ料理をもっと美味しく感じさせる効果があります。
灯りの高さは、テーブルから70cmくらいがお勧めです。テーブルをしっかりと照らし、座った人の顔も見える高さです。
照明器具のサイズやテーブルの大きさによっては、2灯もしくは3灯使う方法もあります。
食卓の照明をペンダントライト(天井から吊り下げる照明器具)にした場合は、その付近には出来るだけ他のペンダントライトを配置しないようにもしています。
いろいろな種類の照明が一つの空間にぶら下がっているのはあまり素敵では無いなぁと思っているからです。
照明計画も家づくりの楽しい場面の一つです。
疲れて家に帰ってきた時に、ストレス無く自然とくつろげる。
そんな夜の灯りを提案したいと思っています。
エヌテックのホームページはこちらからどうぞ。エヌテックは広島で唯一の重量木骨の家 木の家プレミアムパートナーです。