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玄関ポーチを考える。

第2,580回エヌテックブログ担当の市川です。

今日は生憎の雨模様ですね。水曜日頃まですっきりしないお天気が続きそうです。
今回は以前書いた「洗濯物干し場について。」に続き、雨の日に助かる
エヌテックの設計のちょっとした工夫についてお話します。

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佐伯区N様邸(HPに施工事例を紹介しています。施工事例はこちらからどうぞ!)

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廿日市市N様邸(HPに施工事例を紹介しています。施工事例はこちらからどうぞ!)

こちらの玄関の写真で注目して頂きたいポイントは「玄関ポーチの広さ」と
「玄関ポーチ上の屋根」、そして「ポーチの仕上げ」です。

今日のような雨の日。玄関を出て傘をさす時、また外出先から家に帰ってきた時、
雨に濡れることなく傘を差したり、しまったりすることができます。
ポーチが狭かったり、ポーチに屋根がない場合は、
玄関を開けながら傘をささなくてはなりません。想像するとちょっと不便ですよね。

お子様のベビーカーがある場合や買い物をして大きな荷物がある場合に
荷物を一時的に置いておくのにも便利です。ポーチが狭いので荷物を置いてしまうと
ドアの開け閉めがスムーズに出来ない…という心配がないのです。
子供さんの身支度や、来客の対応も屋根付きの広いポーチで行うことができます。

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ちなみにエヌテックの事務所前も屋根が付いています。
雨に濡れることなく看板の出し入れが出来たり、自転車置き場として重宝しています。

また玄関と敷地にはどうしても段差が生じるため、ポーチに1~2段の階段を設ける必要があります。
ポーチが狭い場合、玄関を出てすぐに段差、ということもありえます。
上の写真のお住まいではどちらも開き戸を採用して頂きましたが、
開き戸を開けても十分に立てることの出来る広さをきちんと確保しておくことは
怪我の防止にも繋がります。ポーチが狭いと、玄関を出た時にうっかり足を踏み外して怪我をした…
なんてことにもなりかねません。

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ポーチは「洗い出し仕上げ」で仕上げます。
(洗い出し仕上げイメージ写真です。)

洗い出し仕上げは、表面に凸凹になっており、その凸凹が滑り止めの役目を果たしてくれるのです。
雨の日にポーチが濡れてしまってもツルツルと滑る心配がありません。
タイルなども素敵ですが、この洗い出し仕上げは安全性と石の持つ風合いが素敵なのでオススメです。

細かな設計で、怪我などの不安要素を取り除いたり、快適に使えるだけでなく、
家の顔である玄関をどっしりと重厚感のあるかっこいい雰囲気にすることが出来るのです。
家の中の間取りにだけでなく、玄関や玄関ポーチにもこだわってみてはいかがでしょうか?


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by ntecj | 2015-08-31 17:02 | 日々設計