2016年 10月 22日
あなたの家が危ない?いえ、安心して下さい。
昨日(10月21日)は、鳥取県中部で発生した最大震度6弱、マグニチュード(M)6.6の地震が発生し、揺れた地域も広範囲だったので驚かれた方も多いのではないのでしょうか?
弊社のお客様からは特に被害があったとのご連絡はいただいておりませんが、もし何か気になる事などありましたらご連絡をお願い致します。
さて、今回の地震ですが、これまで活断層があると報告されていた場所以外が震源地との報道でした。
(画像は時事通信社のHPより)
また、今年の7月には国の地震調査委員会が「中国地方でM6.8以上の地震が30年以内に発生する確率を50%」と発表し、新聞の一面にも報道されました。
(中国新聞朝刊より)
つまり、ここ広島でも大規模な地震がいつそして何度発生するか全くわからない状況だと言えそうです。
ところで、10月9日に放送されたNHKスペシャル「あなたの家が危ない 熊本地震からの警告」をご覧になった方はいらっしゃいますか?
YouTubeで動画がありましたので、ご視聴はこちらよりどうぞ。
番組の中で出てきたキーワードの一つに「地震地域係数」という言葉が紹介されていました。
地震地域係数とは、「構造計算をする際に建物に加わる地震力を、地域によって低減しても大丈夫です」ということを意味しています。
ご覧下さい。なんと広島は係数が0.9、お隣の山口県は0.8となっています。
NHKスペシャルでは、熊本は0.9(一部0.8)なので、例えば鉄筋コンクリート造に使う鉄筋の量が1.0の地域に比べて1割少なくても大丈夫という計算になり、もしかしたらこの1割減が被害の拡大に繋がったのではないかという指摘でした。
広島県も0.9なので不安ですよね。
でも安心して下さい。
エヌテックが採用しているSE構法はちゃんと地震地域係数を1.0で構造計算を行っています!
その証拠をご覧下さい。
この建物がこちら。
雑木林を借景として眺めるため3m×3mの吹抜をつくったお住まいです。
また、山口県下松市(地震地域係数0.8)にあるSE構法のお住まいの構造計算がこちら。
ちゃんと地震地域係数を1.0とし、建物に加わる地震力を計算しています。
下松のお住まいは南面に幅6mの大開口を設け、幅8m×奥行5mの1,2階の空間を内部柱無しで計画しています。
ご紹介した2つのお住まいは、どちらも耐震等級3(最高等級)の性能がちゃんとあります。
いつかきっと起こるであろう大地震に対して、本当に安心して暮らすことの出来るお住まいを私たちはつくり続けています。
この軸はこれからもぶれることはありません。
あなたのお住まいが世代を超えて安心してもらえるものとなるよう、エヌテックにお任せ下さい!
エヌテックのホームページはこちらからどうぞ。エヌテックは広島で唯一の重量木骨の家 木の家プレミアムパートナーです。
エヌテックは「耐震住宅100%実行委員会:日本の家を100%耐震に。」に参加しています。