2016年 11月 28日
タオル掛けにも気を配る。
いつもエヌテックブログをご覧いただきありがとうございます。
突然ですがみなさん、トイレの後の手洗いはどこでされますか?
手洗い付のトイレ(タンク有りタイプ)で手を洗う方、
トイレの個室内にコンパクトな手洗い器がついていてそこで手を洗う方、
トイレと併設された洗面所で手を洗う方…といろいろだと思います。
手洗いのあとはもちろん手を拭きますが、その手を拭くタオルを掛けるための
タオル掛けはどこについていますか?
こちらは、とあるブログで見つけた洗面所のタオル掛けの写真です。
リング状のタオル掛けの下の辺りがうっすら黒ずんでいるのがわかりますでしょうか?
洗面所やトイレなど、手を拭いて湿った状態のまま放置されるタオルの下には
どうしても「カビ」が発生しやすいものです。
いろいろと検索してみると、アクリル板を貼ったり、リング状のタオル掛けから
バータイプ(壁からの距離を少しでも離せるよう結構出っ張っているタイプのもの)に
付け替えているなどの工夫をしている方が多くいらっしゃいました。
エヌテックでもタオル掛けの下にカビが発生しないよう、工夫をしてありますので紹介します!
こちらはトイレ内に小型洗面器を設けた例です。
タオルが掛かる部分の下にはタイルを少し長めに貼っています。
どちらかと言えば、タオルで手を拭くときはタオル掛けに近い場所よりも
タオルの下のほうで拭くことが多いと思いますので、その部分をしっかりカバーできています!
タイルを貼ることで、湿ったタオルが直接壁紙につくことはありません。
また見栄えもただ壁紙が貼ってあるよりも、可愛いタイルがアクセントになっていて素敵ですよね!
そしてこちらはトイレ自体に手洗いがついている例です。
棚の下にタオル掛けを取り付けました!これならば湿ったタオルが壁につくことはありません。
また、壁に取り付けている場合よりも、タオルの位置が近いので
床にボタボタ水滴が落ちることが少なくなりそうです。
また、先日マンションリフォームで洗面化粧台を造作で作らせていただいたのですが…
タオル掛けは壁ではなく天板の下へ取り付けました!
洗面所の下はオープンスペースになっているのでゴミ箱などを置くこともできますよ。
白いタイルに黒い目地…最近すっごく可愛いなと思っている組み合わせです(笑)
一度生えてしまうとなかなかしつこく何度も出現してくるカビ。
できることなら発生しないことが一番ですよね。
小さなことですが、タオル掛けの位置や壁の材質など、ちょっとした工夫で発生率を減らすことは可能です!
また、水周りでは24時間しっかり換気扇を回しておくことをオススメします!
設計の部分だけでは補えない部分ももちろんありますので
寒くなってきましたが…しっかり換気扇を回して、しっかり湿気を逃がしましょう!
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